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宗学堂 令和6年度講義スタート!

仏教学院宗学堂の令和6年度講義が、4月6日(日)から京都学院、東京学院、オンライン学院の三学院で始まりました。

三学院には、初等科から中等科、また中等科から高等科へ進級した学生たちや、新たに仏教の学びをスタートさせた初等科生らが集まり、初講義を受けました。

4月21日(日)に行われた初等科儀式科目の「初級声明」では、講師である大谷先生による、「仏教を学ぼうと思ったきっかけとは?」という問いかけから始まりました。

生徒たち一人ひとり、「いつも月忌参りに来てくれるお坊さんのお勤めがひどすぎて、これなら自分でお経を勤めた方が先祖も喜ぶと思ったから」・「自分の育った地が浄土真宗や蓮如上人と縁が深く、その教えに興味があったから」・「立て続けに身内が無くなり、心の支えとして仏教を学んでみたいと思ったから」など…それぞれ自分が仏教をなぜ学ぼうと思ったかという率直な思いを語りました。

十人十色の「きっかけ」を聞くことで、年齢も職種も全く異なる方々が「仏教」を軸にして集まっていることを生徒の皆さんも実感されたことと思います。

講義では、先生の「宗教とはなにか?」また「その宗教の一つである仏教とはどんな教えなのか!」など、仏教を学び始める上でいかに現代の私たちが漠然と仏教の教えを認識しているのかを解説され、生徒たちは真剣な面持ちで耳を傾け、熱心にノートをとっている姿が印象的でした。また授業の終盤では質疑応答の時間が設けられ、日ごろ僧侶に聞けない仏教の疑問について、また仏事の作法のことなど、生徒たちは次々に質問し、先生はその質問に対し様々なエピソードとあわせて、はじめての方でもわかるように答えておられました。

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