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令和6年度 秋彼岸会 法輪サポーター活動

9/22(日)、9/23(月・祝)の2日間、本山御堂(京都市山科区)で勤まる年中行事・秋季彼岸会法要に合わせて法輪サポーター活動が行われました。今回も京都・東京・オンラインの3学院の宗学堂初等科生を中心に、全国各地より14名が参集しました。今回の活動は、彼岸だけの特別仏事・本山常楽堂の阿弥陀様の御足元につくられた「竹林精舎」の、竹灯籠への点灯です。

 「竹林精舎」は、お釈迦様の時代にマダガスカルの首都・王舎城の郊外につくられた、仏教で最初の寺院と言われる僧園より名付けられました。阿弥陀様のお働きを表す「光明」を、竹灯籠から放たれる御光(おひかり)で表現し、このお働きを気づかせてくださるご先祖への、感謝の気持ちが表されています。

彼岸期間は「秋分の日」を中日に前後3日間、計7日間という事を御存じでしたでしょうか?「彼岸」という言葉は、「到彼岸」の略語で、「彼(か)の岸」あちら側の岸に到ると書きます。「あちら側の岸」とは、極楽浄土のことです。対して我々の住む「こちら側の岸」は「此(し)岸(がん)」と呼ばれ、四苦八苦の苦しみに満ちた、娑婆世界です。 太陽が真西に沈むこの時期は、気候も暑からず寒からず、仏道修行に最も適する時節であることから、このような時期に身近な方々へのお参りを通して仏法に触れ、西方極楽浄土への往生を願う機縁とされてきました。

そんな仏法に触れる活動として今回は、本山常楽堂の阿弥陀様のお足元にお飾りされた竹灯籠に点灯しました。竹で作られた燈籠の中の蝋燭に、一つ一つ点灯し、阿弥陀様の「御光」を繋いで行きます。うす暗い堂内にほんのり明かりが灯り、より厳かな雰囲気となるなか、参詣者らと共に秋季彼岸会法要にお参りしました。

9月23日には、寄進された「御佛供米(おぶくまい)」を、法要後に「おはぎ」に作ってふるまいます。他の篤信者らと共に法輪サポーターも、おはぎづくりに参加しました。サポーター以外の人たちとも会話が弾み、交流を深めながら、仏縁に触れた秋の一日となりました。

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