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令和2年度の講義、前半を終了 9月5日(土)から再開

 新型コロナウイルスの影響により2ヵ月遅れで開講した仏教学院宗学堂。7月26日(日)、京都学院で中等科前期の「仏教学Ⅰ」の講義が開かれ、東京学院、福岡学院を含め、これで令和2年度前半の講義日程を終了しました。8月は休講し、9月5日(土)から再開します。
 中等科前期では、教学科目「仏教学Ⅰ」「真宗学Ⅰ」、儀式科目「中級声明」について、6月7日(日)以降、講義を続けてきました。コロナの影響でスケジュールがずれ込んでいるだけに、受講生は「何とかして遅れを取り戻したい」と、全員が協力し合いながら熱心に研鑚に励みました。
  この日の担当は今小路覚淳講師。「釈尊の生涯」として、お釈迦様の誕生から入滅までを、当時のインドの思想的背景を交えながら分かりやすく解説。受講生9名は、約90分の講義後も今小路講師を囲み、和やかに質疑応答を繰り広げていました。
 受講生の吉井昭廣さん(72)は「仕事の合間に常に復習をしながら勉強を続けてきた。宗学堂は学びのきっかけをくださるすばらしいところ。10月には本山得度式での得度が決まっている。将来は郷里の沖永良部島のみなさんへ恩返ししたい」と話しています。
 この日、講義開始前の声明の練習で導師役を担当した前田増蔵さん(69)は「講義の度に考えさせられることが多く、今後も段階を踏んで一歩ずつ勉強していきたい」。 また、木下元春さん(67)は「仏教について深く学ぶことは楽しい。毎回、同じ受講生と会うのも本当に楽しみ」などと話し、早くも後半の日程へ向け、再会を誓い合っていました。
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  京都学院で開かれている「特別体験講座」。令和2年度2回目の7月26日(日)は、 京都市左京区の女性医師(49)が出席しました。
   女性医師は在宅での終末期医療にかかわっており、患者さんの最期を看取るケースが多いため、僧侶としての儀式・作法を含め、仏教全般を詳しく学び、さらに深く終末期医療に携わっていきたい-との気持ちを強くもっています。
   女性医師は「6月に(他宗派で)得度はしたものの、あくまでも短期間の集中的な勉強によるもの。実質的には知らないことが多い」と、特別体験講座への応募のきっかけを話します。
   本山堂衆の加藤諒僧侶から初等科で学ぶ教学科目「仏教入門」「真宗入門」、儀式科目「初級声明」について講義を受けた女性医師は「実際の講義の概観がよく分かった。私がこれから行く地図が見え、方向性も分かった」と、本格的な勉強に意欲をみせていました。
 次回の開催予定は10月18日(日)。
 申し込みは以下をクリックし、申し込みフォームから。

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