京都学院で今年度最初の『特別体験講座』を開講
宗学堂での受講を検討されている方向けに無料で仏教の学びを受講していただける「特別体験講座」が６月２８日（日）、京都学院で開かれ、事前にインターネットで応募した京都市の飲食店勤務、佐々木奏典さん（２８）が出席し、約９０分間にわたって講義を受けました。講師は、本山堂衆の加藤諒僧侶。
宗学堂ではこれまで、仏教に関心をもっている人たちを対象に教室の雰囲気や講師の教え方を本講座で体験してもらう「授業見学」（無料・要予約）を実施しています。京都学院では今年４月以降、初等科で学ぶ教学科目「仏教入門」「真宗入門」、儀式科目「初級声明」について、より初めての人でも分かりやすく、また、教学も儀式も一緒に学べ、さらに講義後は、座談形式で仏事のことや日ごろの悩みなどを講師である僧侶が答え、仏の教えに触れていただこうと、京都学院の教室を会場に毎月１回、「特別体験講座」を開催することにしました。しかし、新型コロナウイルスの影響で４月、５月と中止となり、この度、今年度最初の「特別体験講座」が開講されました。
「特別体験講座」に応募したことについて、佐々木さんは「母方の実家が仏教に対して信心深い家庭でした。特に曽祖母の影響が大きいですね。今もユーチューブで仏教関係の動画をよく観ています」と話し、関連の本を読んだり、興味のある寺院を訪ねたりしている－とのことです。
加藤講師から一方的に講義を聞くという授業とは違い、佐々木さんが常日ごろ、仏教に関して抱いていた疑問や質問に講師が答え、仏教の学びを深めていくとした講義が行われ、受講後、佐々木さんは「もっと（仏教について）勉強しなければと感じました。（入学して）本格的にチャレンジしてみたい気持ちも出てきました」と、仏教研鑚への思いをさらに強くしていました。そして７月６日（月）、佐々木さんから宗学堂事務局へ電話連絡があり、「入学願書を提出します」。佐々木さんの新たな学びが始まります。
加藤講師は「もっと多くの人たちに奥深い仏教の魅力を伝えていきたいと考えています。そのためにも今後、対面はもちろん、オンラインのZoom（ズーム）を活用した体験講座も実施していきます。気軽に応募してください」と話しています。
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次回の特別体験講座は７月２６日（日）です。
申し込みは以下をクリックし、申し込みフォームから。
