得度者の声

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京都学院 第5期生 沢田和也(法名 釋 願海)

宗学堂の学びの中で、色々な自分と向き合い、
今までにない感情に出会えた気がします。

時が経つのは早いもので、仏教を学ぼうと思い、本願寺眞無量院宗学堂に通いだして2年と半年の歳月が流れました。振り返れば宗学堂の学びの中で、色々な自分と向き合い、今までにない感情に出会えた気がします。

 儀式科目の講義で教えて頂いた声明しょうみょう(お経の勤め方)を日々家で練習するのですが、毎日練習していると、不思議と様々な自分に気づかされます。「もう読めるから適当に読もう」とか「もう出来るから早く済まそう」といった感情になる訳です。しかし宗学堂で学んだ諸行無常が頭によぎり今一度自分と向き合い研鑽していこうと思うようになりました。おそらく宗学堂に通わなければ、こういったことについて何も思うことすら無かったでしょう。

 人それぞれ色々な考えがあると思いますが、生きる上での正解や不正解はないと思っています。しかし、宗学堂という仏教の学び舎の中で様々な考えの方と話し、また自分と向き合える場としてすばらしい機縁を得て、このような縁を頂いたことに感謝しております。

第5期生