得度者の声

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京都学院 第1期生 永田鎮也(法名 釋 永堅)

本願寺眞無量院宗学堂での学びは、
現代教育とは何かが違っていました

現代教育は、知を獲得かくとくしたことで頷く「私」を育成する。浄土真宗では、弥陀のはたらきが「衆生しゅじょう」に信を獲得ぎゃくとくせしめ、知らせしむことにより「衆生しゅじょう」を救済する。そこでは知信から信知へ、育成から救済へといった、方法も目的も異なった「学び」が求められる。

 現代教育に慣れた我々にとって、知信から信知へ舵を切ることは大変困難で、学ぶ身の処し方さえ戸惑う。五里霧中の中、大谷暢順本願寺御法主台下の「信心学」という言葉に出遇った。

 本願寺眞無量院宗学堂での学びは、母の生死や事業の浮沈など、人生の縮図とともにあった。私自身が賜った信知の内容は言語を突き抜け、人生の縮図とともに鮮明に残影している。ここでの学びは、現代教育とは何かが違っていた。

 今ではこの違いの秘密が、「信心学」に込められた「勧学布教 学事の振興」の歴史的精神にあると確信している。日々大樹を育するがごとく、宗学堂での信知のはたらきに終わりはない。後学の継続と発展を願う。

合掌

第1期生