京都学院 第4期生 伊藤洋子(法名 釋尼正洋)
現職の僧侶から「声明」を基礎から教えてもらえる
ことが、私にとって一番の魅力でした
この春で、宗学堂に入堂して三年が過ぎました。私は寺院の仏像の前に座りお庭を眺めていると何となく心が落ち着くので、退職したらお寺巡りもいいなあと思っていました。宗学堂で学ばせて頂く以前は、毎月家にお参りに来て下さる手次寺の御住職にもご挨拶をするだけで、お経もただ勤行集を手に取っているだけでした。
宗学堂入堂のきっかけは、仏教に興味があったことですが、まず駅から近いこと、そして「儀式」の科目があり、現職の僧侶から「声明」を基礎から教えてもらえることが、私にとって一番の魅力でした。
宗学堂では、「仏教本来である悩める人々の心を救いたい」との本願寺眞無量院御住職殿の熱い想いを共有された、各本山任命の講師陣から丁寧に指導を受けました。
「仏教とは、こんなにも日本人の奥深くに密接に結びついている」、また「親鸞聖人のあまりの偉大さ」など、宗学堂で得られた仏縁を大変嬉しく思っています。得度を受けた現在、仏弟子として、日々学びながら僧侶の道をより一層歩んでいっております。
第4期生