初の「東本願寺オンライン中央声明講習会」開催
浄土真宗大谷本願寺派本山である東本願寺は、2月28日(日)、コロナ禍で本山報恩行に勤しめないという同派の僧侶たちの要望に応え、口伝の本山儀式作法を全国にいる僧侶にオンラインにて伝える「東本願寺オンライン中央声明講習会」を開催しました。
講習会は本山堂衆の加藤浄度師が講師を担当し、本山別御堂会議室から「You Tube Live」にて配信しました。これは初めての試みで、第1部=①当派声明の立脚点②本山で勤まる春季彼岸会法要の差定(さじょう)の見方、第2部=①本山晨朝勤行(じんじょうごんぎょう)→念佛讃六首の勤め方を中心に②本山別御堂で勤まる春季彼岸会法要→願生偈(がんしょうげ)及び念佛讃三首の勤め方を中心に-の2部構成で行われ、午後1時から約2時間にわたって加藤師が声明実技を交えて講義しました。
オンライン講習会に参加し、自宅のパソコンやスマートフォンなどで動画を視聴した僧侶たちは、「実際に目の前で指導を受けている感じで分かりやすかった」などと感想を話していました。