令和7年度 仏教学院宗学堂三学院合同入学式・進級式を本山にて執行
当学院宗学堂の第18回入学式・進級式が、3月30日(日)本山御堂で挙行されました。今年度は、昨年度より多い30名の初等科新入生と、更なる仏法求道に励む28名の中等科・高等科進級生。総勢58名が集う賑々しい入学式・進級式となりました。

式では、最初に入学式・進級式慶讃法要が厳かに勤まり、法要中導師を勤める当副学院長 大谷浩文御導師より、今年度の新入生を祝うとともに御本尊・阿弥陀如来にご報告申し上げる表白が読み上げられました。
法要後、事務局長より入学・進級許可者の名前が一人ずつ読み上げられて紹介されたのに続き、各学院の講師・事務局の紹介が行われました。各講師からは熱意溢れる挨拶を、また事務局員からは学びのサポートを約束する挨拶がありました。
その後、副学院長より新入生、進級生に対して「時代に対応できる「生き抜く智慧」が皆さんに求められています。集中して教義教学の学習に取り組み、声明儀式作法の研鑽に励み、それらを活用して課題を発見し、解決するための考える力、判断する力、表現する力を養ってください。」とお言葉を賜りました。

最後に、全員が合掌しつつ仏教賛歌である「恩徳讃(おんどくさん)」を斉唱し式が閉式されました。新入生たちは、歌詞カードを見ながら初めて歌う仏教賛歌に対して緊張しながらも一生懸命歌われていました。
式終了後、新入生、進級生の中には、宗学堂補佐教育機関として今年から本格始動する「東京・京都声明研鑽会」(受講者の声明作法習得度合いに合わせ、声明作法を極力個別に指導しながら研鑽を積んでいく会)に早速申し込む方もおられ、1年間しっかりと仏教・真宗の御教えを学んでいこうとする意欲が感じられた入学式・進級式でした。

