仏教学院宗学堂各科修了試験実施
仏教学院宗学堂の初等科・中等科・高等科で学ぶ学生たちの修了試験が行われました。
初等科対象は、京都・東京・オンライン3学院の初等科専修課程(履修期間1年間)の学生21名、中等科対象は、京都・東京・オンライン3学院の中等科専門課程(履修期間2年間)の僧徒12名、そして高等科対象は、京都・東京の高等科勧学課程(履修期間限定なし)の僧徒11名です。

試験は2月22日(土)から3月2日(日)までの土曜・日曜・祝日の6日間、対面は京都・東京の各学院を会場に、オンラインはビデオ通話機能を活用してそれぞれ実施され、計44名が受験しました。

教学科目(仏教・真宗)は筆記試験、儀式科目(声明)は筆記と実技試験が実施されました。
対面実技試験の声明では各講師を目の前に勤行集を手に読上げられますが、日頃の練習の成果を存分に発揮される方もおられれば、緊張のあまり声がかすれたり、汗びっしょりで勤行集がうまくめくれなかったりと皆さん奮闘されておられました。



結果は以下のとおり・・・

初等科・中等科試験は、対象33名中30名が無事合格しました。
高等科においては、対象11名中1名が合格という非常に狭き門となりました。
上記の試験結果以外に、レポート学習結果、各教科の出席単位、本山年中行事参詣単位等を総合的に評価して合否を判定します。
合否結果は人それぞれですが、更なる精進を自身に課し仏法求道に励もうという前向きな声が多く聞かれました。