得度者の声

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京都学院 第2期生 児玉哲也(法名 釋 安哲)

阿弥陀如来のお導きにより
宗学堂に学んだと思っています

私は、本願寺眞無量院宗学堂京都教場の2期生です。広島県在住ですが、地元は安芸門徒の多い地として知られています。

 縁あって宗学堂で学ぶことになり、早5年の歳月が経ちました。振り返ってみると、きっかけは父の認知症でしたが、宗学堂で学ぶうちに、そのことはさして重要なことではなかったと思う様になりました。

 月に2、3度の京都通いは体力的にも金銭的にも大変なことでしたが、得たものもそれ以上に大きなものでした。宗学堂で講義を受け学ぶこともですが、得度後、僧侶となってからの本山本願寺(東本願寺)での実践を通して学び得たものはより大きなものでした。歴史と伝統に裏付けられた儀式作法や日常的なお勤めの中にある所作の意味など大変貴重な体験でした。

 遠方なので他での通信教育も考えましたが、今では自分の考えは間違っていなかった、いや阿弥陀如来のお導きにより宗学堂に学んだと思っています。もちろん宗学堂の先生方、先輩・後輩諸氏の助力や支えが大きな力となった事は言うまでもありません。

 今後益々信心が深まりそれを多くの人に伝えられるように精進したいと思います。

第2期生