得度者の声

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東京学院 第7期生 佐藤貴志(法名 釋 志求)

本山東本願寺で得度を受式したことで、自分が浄土真宗の僧侶になったこと、 僧侶としてさらなる研鑽を積まねばならないことを実感した。

 十月四日、コロナ過の中で延期されていた令和2年度の本山得度式が、無事に執り行われた。
 実は、得度を受式する直前まで、「本当に今の自分が僧侶になっていいのだろうか。」と不安にかられていた。それは、仏教学院宗学堂 中等科の授業で仏教の学びを深めていても、自宅で読経の練習や仏教書を読むなどの自己研鑽をしていても変わることはなかった。
 しかし、得度式を進める中で、東本願寺御法主台下から下附される“黒衣こくえ墨袈裟すみげさ”を身に付けた自身の僧侶姿を見て、また式の最後に台下から度牒どちょうを賜ったことで「自分はこれから台下を師主と仰ぎ、浄土真宗の僧侶として生きていく。そして人に寄り添っていける僧侶になるため、さらなる研鑽を積んでいかなければ。」という決意と覚悟が芽生えた。
 得度を受式して約1ヶ月後。ようやく時間が取れ、僧侶としての実践行である報恩行を勤しむため本山に上山、得度式後初の本山出仕を行った。朝のお勤めである晨朝じんじょうでは、本山堂衆どうしゅうならびに先輩僧侶とともに勤行を勤めたが、まだ満足にお勤めの声を上げられない自分がおり、先輩のようにはっきりと大きな声で勤めるためには、いかに日々の練習が大切なのかを身にしみて実感した。

晨朝での読経の様子

 これからも、仏教学院宗学堂での勉強を継続していきながら定期的に本山に上山し、僧侶としての実践行を積み重ね、自身が目標としている『人に寄り添える僧侶』を目指し勤しんできたいと思う。

報恩行(仏具のお磨き)の様子

第7期生