受講者アンケート

N・Tさま

●仏教を学びたいと思った“きっかけ”は何ですか。
⇒自分の家はどの宗派なのか、おそらく仏教徒ではあるはずですが、よくわからず、ほんやりとした感覚のまま、そこに疑問も何ももつことはなく暮らしていました。
 しかし、父を数年前に亡くし、お葬式を行なうことになり、はじめて自分の家がどの宗派なのかということを知ることになります。それがまず仏教を身近に感じ、関心を持ったきっかけになっています。
 また、同時に『死』を感じ、悲しい体験のなかで、その『死』について向き合う時間でもありました。
 さらにそれから少し経った頃に親しい友人を病気で亡くし、やはり『死』ということ『悲しみ』ということについて深く考える時間がありました。
 死と悲しみは切り離せないものであり、残された者は時間をかけ、少しずつ心に折り合いをつけていくという作業が必要になります。その頃から仏教に対しての関心が興味に変わり、残された者に対しどう仏教は寄り添っていくのか、ということを学んでみたいと思うようになりました。

~事務局より~
体験にご参加いただき、ありがとうございました。
ご身内のお葬式を通して“自分の宗派を初めて知った”“仏教に興味を持ちはじめた”というお声は少なくありません。
これも、お葬式を通して、私達が仏様の御教えに出遭わせていただく機縁でございます。どうぞ、この機縁をきっかけに、仏教を深めていただければと思います。

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