オンライン学院 第2期生 山村福太郎(法名 釋 顕誠)
仏法に触れる機会
「背筋が伸びるような思い」という言葉がありますが、よく神社や仏閣を訪れた際の気持ちとして描かれることがあるように感じます。
意図せず。あるいはそうあるべきことに気がついても、普段ではなんだか気恥ずかしく思えて実行に移せないことが、それよりも大切なことに感じられここでは清々しい気持ちでいられる。どちらも心が洗われる、と表現して差し支えないことと思います。
こちらの記事をお読みになるのは寺族のお生れでないが仏教に興味のあられる方であるとお察しします。
ただ学問として仏教を知るのであれば本を読めばよく、また今日であればインターネットを通じそこにいながら様々な意見を享受することができます。
一方で、仏教学院 宗学堂が他の手段と異なるのは様々な実践の機会を得られる点であると感じています。知識として仏教を学ぶことに加えて、宗学堂においては実際にお荘厳を構える本山にて豊富な知識を持ち後続の僧侶を育成することに骨身を惜しまない本山堂衆(僧侶)、先輩僧侶が一から儀式作法を教示して下さります。
座学を通して教義教学を学び、浄土真宗のみ教えを門信徒に伝えるという布教活動の実践を通して頭でっかちにならず、仏教を学ぶことができる。そういった体制が広く在家の我々にパッケージとして用意されております。
強制はありません。お荘厳のもと背筋が伸びるような気持ちの中、仏法を学ぶことができるのは貴重な仏縁であるとつくづく感謝の念に堪えません。
第2期生